6/5午前0時過ぎ。
今回の旅の相棒・さとやんをわが愛車だん吉にて迎えにいく。
道中ざーっとまるで浄化のような短い雨。0時30分ごろ江戸川を出発。
途中、急遽前々日に最初の宿泊地、長野の阿寺渓谷キャンプに
参加が決まったあさちゃんを拾って、
いよいよおんな3人のロードトリップがはじまった。
今回の旅はなるべく高速を使わずに行こうということで、
中央道に平行する夜中の甲州街道を延々と走り続ける。
甲州〜かいどおは〜♪と、必ずお決まりのRCの歌を口ずさんでみるも、
しらな〜い、とあっさりふたりにジェネレーションギャップスルーされる。
へっ!
あとはオンナ3人よればかしましいのなんので、恋バナやら人生やら語り、
どぶロックの笑ってコラえて!だの、どぶロックの水曜どうでしょう?だの、
くだらないパクリ企画なぞ考え大笑いしつつ、約5時間。
空が白んできた頃、山梨県に入った。
甲府市に入って、大きな浅間神社の鳥居が眼に入ったので思わずUターン。
下道での車旅のいいとこはここにある。プロセスそのものも旅。

ちょうど神主さんが朝のお努めをしていた。
みんなで旅の安全を祈りつつ、車に再び乗り込んで長野県に入った。
日の出を背後に受けながら、左右には雪をかぶった南アルプスと乗鞍岳。
長野は多分初めて来たと思うんだが、景色がどこをとってもとにかくすばらしい。
海外だのなんだのの前に、日本にもこんなに素敵なところが沢山ある。
自分の国のこと、実はほとんど知らないんだよね。
知っているのはほんの一部分。
ふらりと休憩がてら立ち寄った伊那市の高遠城址公園。
桜の名所100選にも選ばれているらしく、ものすごく気持ちいい場所だった。
そして最初の目的地、ゼロ地場で有名な分杭峠に向かう。
ハイ、ベタに記念撮影。
どぶロック(さとやん&やむんこ)feat.Pure Hemp Child(あ〜さ)。
ここが最近TVなどで取り上げられて有名になってるということは直前に知った。
パワースポット、ってやつだ。
車で乗り入れが出来なくなっていて、手前から有料のマイクロバスに乗せられ、
ゼロ地場の水販売所やら、関係無いパワーストーン販売やら...
そこですでに妙ないやな予感はしていたのだが、
山の中のゼロ地場地点へ行くと、なんもない崖にまるでライブ会場かのように
何十人もの人々がじっと静かに同じ方を向いて座っている。中には瞑想するひとも...
そしてゼロ地場の湧き水を汲む場所ではずらっと行列が...
うううう〜〜ん。なんやねんこれ?!
3人とも思わず苦笑いとなり、ほどほどに場所を後にしたのは言うまでもない。
現代の縮図といいましょうか、まあ、村おこし的なもんなんだろうけど、
なんだか残念だった。場所がかわいそうに感じたというか。
聖地と呼ばれるところは確かに場所そのもののパワーはあるとおもうけど、
まず自分のこころに聖地はあって、それと共鳴してはじめて、
出会った場所が聖地になるのじゃないかのう、とぼんやりと考えた。
そんなこんなで予定よりだいぶ遅く午後を回ってしまったので、
仮眠もとらずに駒ヶ根から小早川まで、今回初の高速中央道に乗り、
最初の宿泊地、阿寺渓谷キャンプ場へ向かう。
そう、そこにこそ、我らが聖地が待っていたのだよ。
(つづく)